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この度「地震が多い都道府県」の調査で衝撃の結果が発表されました!
※この調査は、集計期間2011年1月~2020年6月の「震度データベース」「地震・火山月報(防災編)」の都道府県別震度観測回数表をもとに作成されたものです。地震回数は最大震度で記録されています。
ななななんと!富山県は最下位となっています。
つまりは「富山県は全国で地震が一番少ない県」ということが分かります!
データによりますと2011年1月〜2020年6月の間、富山県では合計158回の地震が発生しており、そのうちの156回が震度3以下で残りの2回は震度4となっています。ちなみに「地震が一番多い県」は福島県で、地震の発生回数は7337回と富山県の約46倍です。お隣の石川県でも236回(41位)となっていて富山県の約1.5倍の発生率となっています。
富山って、ほんとすごい…
みなさんも、「立山連峰のおかげで、富山県は自然災害が少ない」という話を耳にしたことがあるかと思います。
他の地域に比べて立山連峰周辺は重力の値が小さくなることや、活火山の地下の「マグマだまり(貯蔵庫)」の影響で地震が小さくなるのではなど、富山県で地震や自然災害が少ないのは立山連峰のいろいろな自然環境が組み合わさった奇跡なのでは?という説が有力です。ただ、今の段階ではその理由は何か明確にわかっていません。とにかく「日本三霊山」のひとつである「立山連峰」が富山を守ってくれていることは確かです。
立山連峰は引っ越せんから、みんな富山に引っ越してこられま〜
しかし、油断は禁物です。
統計的には地震が発生しにくいと現れていても富山県には、3つの断層(呉羽山断層帯 ・ 砺波平野断層帯東部 ・ 砺波平野断層帯西部)が走っていることを忘れてはいけません。地震については未解明なことも多く富山といえど油断できない状況です。つまり、いつ地震が起きるかは誰にも分からず、必ず備えが必要になります。
立山連峰に感謝しながら、常に災害に備えることを心がけましょう!!