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立山山麓スキー場が、経営改善に向けてジップラインアドベンチャーなど夏のシーズンの営業を今年から行わない方針であることがわかりました。
立山山麓スキー場を運営している第三セクターの「大山観光開発」は、昨年度は100万円の黒字でしたが、負債総額はおよそ4億4000万円にのぼっているそうです・・・・・
”ジップラインアドベンチャー立山”
とは、空中に張られたワイヤーを、滑車を使って滑り降りるアクティビティ。山の中のアドベンチャーとして、全長にして923m、約90分の滑空が楽しめます。しかも体験場所は標高1,188mの立山山麓スキー場(計8コース)のため、絶景!!!
見晴らしのいい滑車台から「えいッ!」と一歩を踏み出せば、スリル満点◎
夏季(4~11月)の営業期間は1シーズン約5千人の家族連れらが訪れるものの、ジップラインアドベンチャーなどが営業している夏シーズンは、毎年4000万円から6000万円の赤字が続いるようで、夏季営業を廃止することで夏季の赤字解消を見込む方針です。
なお、冬のスキー場経営についても暖冬に伴う少雪やゴンドラリフトの不具合などの運休もあり、スキー客がここ数年はますます低迷。
そのため冬のリフト運行についても、極楽坂エリアにある3つのうち1つ。らいちょうバレーエリアにある2つのうち1つを段階的に廃止していくとのこと。
富山市はスキー場の地元の住民や旅館組合にこの計画を説明したました。参加者から強い反対意見はないようで、市はこの計画をあすからの市議会3月定例会で報告したうえで、実施するとしています。