食べたあとにフフフ.. 。富山米新品種の名前は「富」を3つ並べた「富富富(ふふふ)」に決定!!

2017.03.29
グルメ
コシヒカリを超える品種を開発!!富山米新品種の名前が「富山」の「富」を3つ並べた「富富富(ふふふ)」に決定!!

3月26日、全国のコメ流通業者や飲食店関係者などが招かれ、東京で開かれた富山米新品種の名前の発表会が開催されました。

新品種は、うま味と粘りがあり甘みが強く、コシヒカリより高い価格で販売したい富山県としては「富」という字の高級感、海外への販売も見越した読み方の覚えやすさなども選考の理由としているが、一番の決め手はその「インパクト」とのこと。

各産地がこぞって新品種を開発する中、まずは消費者に手に取ってもらえることが第一となっており、どこもユニークな名前をつけている。その中でも同じ漢字を3文字並べたこの「富富富」というのは他に似たようなものがなく〝斬新〟で、期待がもてそうである。
「富富富」という名前は公募で寄せられた東京に住む一般の人が考えた名前

公募で寄せられた9411件の中の東京に住む一般の人が応募した名前で、県は「富山の水、大地、人が育てた富山づくしのコメ」で、「食べたあとにフフフと笑ってもらえる幸せな気持ち」が表れているとしています。

富山市出身の書道家、森大衛さんが筆でしたため、その名前が初めて披露された。発表会には滑川市出身の女優、室井滋さんと高岡市出身でリオオリンピックのレスリング金メダリスト、登坂絵莉選手も招かれ新品種「富富富」をPRした。

「富富富」という名前はコメ業界や一般の消費者にも好評なだけに、この名前と味を最大限に生かした販売戦略が望まれる。新品種「富富富」は今年試験栽培と先行販売、来年秋に本格デビューする。